カフェインは今やコーヒーからではなくサプリメントとして摂取する機会が増えているのではないでしょうか。
カフェインには様々な効果があり、、筋トレやダイエットの際に利用されます。最近は筋トレ前に摂取するプレワークアウトサプリメントや減量用のサプリメントなどに必ずと言っていいほどカフェインが配合されています。
カフェインはコーヒー1杯で100mg前後配合されていますが、筋トレの効率を上げる場合は200~300mgほどを一気に摂取するように設計されたプレワークアウトサプリが多く、脂肪燃焼系の減量用サプリメントの場合も同様の量が配合されているものが多く見られます。
というわけで、カフェインは筋トレや有酸素運動、無酸素運動の前に摂取することで筋トレや脂肪燃焼のためのワークアウトの効率が高まるわけです。
カフェインには脂肪燃焼効果があり運動15分前に摂取することで運動中の脂肪燃焼効率を高めます。
ちなみにカフェイン100mgを摂取することで通常時によも脂肪燃焼が進んだというイギリスの研究結果もありますが、これに関しては実際データ自体がそれほど多くないため基本的に運動と併用することで脂肪燃焼効率が上がると考えたほうが良いでしょう。
また、カフェインによって運動効率が高まることで持続的な運動を通常よりも長く行えた結果脂肪燃焼が進むことも言われています。基本的には運動とカフェイン摂取を並行することがダイエット効果を出す秘訣です。
カフェイン摂取によりアドレナリンの分泌が促され、より重いウェイトを扱えるようになります。筋トレの場面では無酸素状態で一気に最大筋力を発揮させることが多く、カフェインによるアドレナリン分泌効果は1RMのパワーを発揮する場面で重要になります。
これはカフェインによって筋肉中のカルシウムイオンを増やすことで爆発的なパワーを発揮できるようになるためです。このためにプレワークアウトサプリメントにはカフェインが大量に配合されています。
カフェインはドラッグと言われるほど神経系にも影響を及ぼす成分です。筋トレ関連の効果以外にも集中力を高める効果があり、筋トレ全体の質が上がる傾向にあります。高い集中力を維持したまま筋トレができれば、しっかりと筋肉に効かせる筋トレができますし、質の高い筋トレをより効率よく行えます。ダラダラと筋トレしていても効果が得られにくいことが多いですよね。
集中力が上がること、アドレナリンの分泌が増えることで筋トレだけでなく勉強にも利用できるわけで、これらの作用からカフェインは万能な成分として筋トレ以外の頭をつかう人たちからも重宝されています。
そして、カフェインには運動中の筋肉の痛みを緩和する働きがあることがわかっています。
ということは、さらにハードなトレーニングを続けることができるわけで、筋量増加・強化、ダイエットの脂肪燃焼のための運動を長くできるということ。
また、カフェインはアスピリンよりも痛みを緩和する働きがあったという実験結果も出てきています。