筋トレと風邪の引きやすさの関係

適度な筋トレレベルではなく、コンテスト出場やプロスポーツ選手並みのハードなトレーニングをしている人たちは、実は免疫力が極端に低下する状態が日々続いていると考えられています。

ハードにトレーニングすると疲労がピークに達する

筋トレや有酸素運動など、ハードなトレーニングをこなしてオールアウトすると、その状態で一気に疲労レベルがピークに達します。同時に免疫力も低下し、このときに風邪やウイルス感染しやすくなると言われています。

そして毎日のようにトレーニングしている人は常に免疫力低下と戦っている状態が続くのです。

最近プロスポーツ選手がマスクをして会見に出てきたり、空港を後にしたり、という光景を見ると思います。あれは最大限の予防ケアのためでありますが、世界トップクラスのスポーツ選手、格闘家たちの免疫力を考えるとマスクは必須かもしれません。

体脂肪が少ないと風邪を引きやすくなる

筋トレをして有酸素運動もして体脂肪率が10%前後になると、通常行きていくための脂肪が少なくなり、体温の維持にも関わってくるため、風邪を引きやすくなります。体温が1度下がるだけで免疫力が30%低下することがわかっているため、体脂肪率の低い人は温かいものを飲んだり意識して体温低下を防ぎましょう。

ちなみに体温が1度低下するだけでがん細胞が1500個駆逐できず増殖するとも言われています。体温を高めることは風邪予防だけでなくがん予防にも効果的であると言えます。

免疫力を高める方法

まず筋トレの後はグルタミンを5g摂取することです。筋肉の回復力を高めるとともに免疫力も高めることがわかっています。

また1日を通して数回に分けてビタミンCなどの抗酸化ビタミンも摂取しましょう。風邪予防効果が劇的に上がるわけではありませんが、体の酸化防止にも役立ちます。ビタミンCは水溶性ビタミンで、尿などで出ていってしまうので、1日数回に分けて数日分を摂取するのがポイントです。

そして睡眠時間をしっかり確保し、熟睡レベルを高めることです。睡眠は最も免疫力を高めるため、睡眠不足が続けばハードなトレーニングも相まって免疫力は極端に低下します。眠れない場合は睡眠導入剤などを使用するのもおすすめです。

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