男性ホルモンのテストステロンは男性らしい体を作るために必須のホルモンであり、筋肥大に重要な役割を担っています。テストステロンの分泌を活発化させることで筋肉の成長を促し、太く強くして筋トレの効果を最大限に得ることができます。
筋トレの効果を最大限にあげるためにテストステロンの分泌を増やす方法を食事、運動、サプリ、生活習慣など総合的に解説していきます。
テストステロンを増やすための亜鉛が食べ物の中で一番豊富なのが牡蠣です。
毎日食べるのは大変ですから、意識して週に1回は牡蠣を食べるようにすると良いでしょう。
亜鉛とたんぱく質が同時に摂れる牛肉はテストステロン生成を促すベストの食材と言えます。
亜鉛は多くないものの、テストステロン生成に必要なたんぱく質は豊富に含まれていて、低脂肪なことから通常の食事でメインに摂るようにしましょう。亜鉛を含む食品と一緒に摂るとベストです。
赤み身の肉と同程度の亜鉛が含まれている豆は鶏肉などに合わせて食べることでテストステロンの生成に特に効果的です。アメリカのブリトーなどでは大量の鶏肉、豆をトッピングしてくれるのでヘルシーなランチを手軽に摂れますね。
卵は筋トレをする人にとって必須の食品です。テストステロンのことを除外したとしても毎朝3つ程度を食べるようにしましょう。コレステロールはテストステロン合成に必要なことと、卵に含まれるテストステロンは健康への害は低いことがわかってきているので全卵を食べる習慣をつけると良いでしょう。
ブロッコリーやキャベツのようなアブラナ科の野菜には女性ホルモンを抑える働きがある、「インドール3カルビノール」が豊富に含まれいるので、女性ホルモンが多く筋肉が付きにくい悩みを解消できます。また、ブロッコリーにはスルフォラファンが含まておりがん予防効果が期待できるとされ話題になっています。
にんにくにはテストステロンを高め、さらに筋肉を分解してしまうコルチソルを押さえる働きがあります。一般的には滋養強壮効果があると知られていますが、実際に仏教ではにんにくを食べることで煩悩が掻き立てられてしまう、ということで食べることを控えるようにしていたとも言われています。また、結腸癌・直腸癌のリスク低減は確実とも言われており、テストステロン上昇のためだけでなくがん予防のためにもにんにくを食べる習慣をつけると良いでしょう。
テストステロンが減ることにより鬱の発症率が高まることがジョージワシントン大学の研究からわかってきました。
男性は加齢により自然と男性ホルモンの分泌量が減っていくため、筋トレをはじめとしてテストステロン値を高める習慣をつけることが重要です。