筋肉の記憶、マッスルメモリーとは

筋肉の記憶、マッスルメモリーとは

動かなければ筋肉は減っていく

筋トレをしていたりスポーツで体を作っていた人が病気や怪我で一時的にトレーニングができなくなると、今までついていた筋肉がどんどん落ちていきます。ベッドで寝たきり状態が続けばさらに減ります。

しかし、筋肉を鍛えていた人が一度筋トレやスポーツを中断しまた筋トレを再開すると、初めて筋トレする人よりも圧倒的に早く筋肉がつき、以前と同じようなレベルまで初めて筋トレした時よりも早く戻すことが可能です。

これをマッスルメモリーと言います。単純に忙しくて1ヶ月まともに筋トレができなかったとしても、筋肉はしっかりと以前の状態に戻るポテンシャルを記憶しているということです。

これは実際に一度離脱してから復帰したことがある人なら誰にでも経験があるでしょう。

一度ついた筋肉を覚えているマッスルメモリー

この理由は、筋トレをしていると筋肉が大きくなる前に筋肉の細胞の核が増えるからです。増えた核は小さくなることはあっても減ることはありません。ということは筋トレをやめると筋肉は小さくなるものの、筋肉の根本である核の絶対数は減っていないということなのです。

トレーニングを中断しても、今までの努力が完全に無駄になることはありません。怪我や病気などで一旦筋トレから離れたことがある方は気づいたと思いますが、想像以上に筋肉の回復が早いと感じたことがある人がほとんどだと思います。その理由はこのマッスルメモリーにあったというわけです。

マッスルメモリーはどれくらい記憶していられるのか

プロスポーツ選手たちが怪我をしてリハビリをした上で復帰するにあたって数年間を要した場合でもマッスルメモリーによって復帰までスムーズに筋肉を戻していることから、多くの場合数年間筋トレができない状況になったとしても、復帰する際はある程度スムーズに筋肉を戻していくことが可能であると考えられます。

動物実験では10年ほどマッスルメモリーが記憶されているというデータもあります。

マッスルメモリーはそれなりの筋肉量になっていないと無意味?

マッスルメモリーによって筋トレを中断しても復帰がスピーディーに体感できるようになるためには、自重トレーニングよりもウエイトトレーニングによってそれなりの筋肉量と強度を筋肉が得られていないとマッスルメモリーの効果を実感しにくいでしょう。

短期的な筋トレなどは筋肉量よりも神経系が鍛えられてウエイトを扱えるようになるだけなので、短期間やっただけの筋トレよりも長期的に筋肉量を増やし続けたときのみマッスルメモリーの働きを実感しやすくなります。

マッスルメモリーよりも筋肉づくりを実践できるかどうかが重要

マッスルメモリーがあったほうが確実に筋肉が以前の状態に戻りやすいと考えられますが、以下のことを踏まえるとマッスルメモリーというよりももっと別の部分も重要ではないか、と考えることもできます。

マッスルメモリー以前の問題で、筋トレをして筋肉を大きく強くする方法を知り且つ実践することが容易な場合が多いわけで、普通の人より筋肉が増えていく、強くなっていく可能性が断然高いと想像できますよね。

マッスルメモリーのお陰ですぐに復帰ができるというよりも筋トレと栄養素の基礎を知っており実践することができるからこそ、マッスルメモリーを活かすことができるのでしょう。

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